お客様
そんな風に、ヘアカラーの色持ちに不満をお持ちの方って実は結構多いんですよね。
神谷
この、ヘアカラーの色落ちをなんとか解消したい!
と思っているあなたは、色々とWEBで検索した結果、
- 髪は濡れたままにしない
- カラー当日は髪を洗わない
- 洗い流さないトリートメントを使う
のようなケア方法を見つけて試してみた事があるのでは無いでしょうか?
こういったケア方法もまったく効果が無い訳では無いのですが、長年の美容師としての経験を踏まえてお伝えするなら、、、。
実は、最もヘアカラーの色持ちが良くなり、そして手っ取り早く効果を実感するなら絶対このケアを見直しした方が良い!
というものがあります。
今回はこの事についてお伝えして行きます。
目次
ヘアカラーの色落ちに一番効果的なセルフケアは◯◯です。
では、初めに結論からお伝えしますね。
ヘアカラーの色持ちが悪いと感じているあなたに一番効果的でオススメなセルフケアは、シャンプーを質の良いものに変える事です。
なんだ、そんな事か~!!
それならもう知ってるよ~、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
それに、シャンプーを変える事は今までにも結構試してきたけど、結局効果が無かったよ。
なんて方もいらっしゃるのかもしれません。
ですが、ヘアカラーの色落ちが早い悩みを本当になんとかしたいと考えているなら、、、。
やっぱり、何をおいても一番効果的なセルフケアはシャンプーを変える事なんですよね。
今までシャンプーを変えてみても効果が無かった!
なんて方は、ひょっとしたらシャンプー選びに失敗していた可能性もありますし、、、。
(ちょっと失礼な言い分で申し訳無いのですが、可能性としてはありえますよね?)
神谷
繰り返しますが、ヘアカラーの色持ちが悪い髪に最良のセルフケアは、シャンプーを質の良いものに変える事です。
では、質の良いものの定義って何?
お客様
そんな声が聞こえてきそうですよね(笑)
では、美容師の目線からみてヘアカラーの色持ちを良くする「質の良いシャンプーの定義」についてお伝えしますね。
それは、、、洗浄力が優しくて、頭皮にも刺激が無いものの一択です。
神谷
日本人は毎日洗う習慣があるが故にシャンプーの度にヘアカラーの色素が洗いだされてしまいます。
ですから、髪の中の染料は極力洗い出さないような優しい洗浄力のシャンプーを使用する事がヘアカラーの持ちを良くする為には望ましいという訳です
石鹸系やオーガニックの謳い文句には要注意!!
そうか!ヘアカラーの持ちを良くるには洗浄力の優しいシャンプーを選べばいいんだな。
と理解して頂いたところで注意して欲しいのが、「石鹸系やオーガニックだから髪に優しい」というキャッチコピーを謳った商品です。
石鹸系を使用するならここに注意
石鹸系というの基本の性質はアルカリ性で(髪が一番安定するのは弱酸性)洗浄料が優しいものばかりでは無いからです。
中には酸性に調整されて洗浄力を調整した商品もありますので、ヘアカラーの持ちを考慮して石鹸系を使用するならこの酸性タイプの石鹸シャンプーをお使い頂く事が非常にオススメです。
オーガニックを謳った商品を使用するならここに注意
オーガニックシャンプーの謳い文句には「オーガニック認証」を受けているから安心です!
といったキャッコピーをつけている商品を多く目にする事が多いと思いますが、ではオーガニック認証とはどういうものなのかをご存知でしょうか?
実はオーガニック認証とは以下のようなものになります
- オーガニック認証の定義=農薬や科学肥料を使用せずに栽培されたもの
要は、科学成分を使用せずに作った野菜だよ!的なニュアンスなんですね。
そしてここで一度考えみて頂きたいのは
神谷
という事には一切関係ないじゃないか
という事なんですね。
オーガニック商品に対してもう一つお伝えすると、植物に対してアレルギーをおこしてしまう方も世の中には沢山いらっしゃいます。
ですから、体への刺激の観点から考えても、オーガニックだから安心だよとは言い切れない!
というのが本当のところなんです。
でも、石鹸系やオーガニック系商品を全否定する訳ではありません、これらの商品は生分解性が高いので排水された後に自然に水に分解される特徴を持つ商品が多いからです。
このように地球に優しいという意味では非常に優秀で魅力的だと感じます。
とはいえ、ヘアカラーの持ちを考えるならやはり洗浄力が優しいオーガニックシャンプーを使用しましょうね。
ヘアカラーで髪の中に入った「染料」はできる限り刺激しないが得策
詰まるところ、この記事でお伝えしたかったのは、
「ヘアカラーの持ちが悪いと感じるなら洗浄力の優しいシャンプーに変えてみて下さいね~」
という事で、
「それが一番効果を感じやすいセルフケアですよ!」
と非常に単純明快な事なんです。
ヘアカラーは髪の中で発色した染料を定着させるからこそ色合いが長持ちする訳なんですが、毎日洗うシャンプーの洗浄力が強ければ強い程、あなたはシャンプーの度に色素を洗いだしてしまっている訳です。
神谷
ヘアカラーの持ちをよくしたいなら染料を洗い出さなければ良いわけですから、極論を言えば毎日洗っている髪を2日に1回に変えただけでも色持ちが良くなるとも言えますが、
「髪は毎日洗いたい!」
という方が多い事を考えるとこの方法は得策ではありませんよね。
ですから、ヘアカラーの色持ちを良くしたいなら、髪の中に定着させた染料を刺激しないように優しい洗浄力のシャンプーで洗いましょうね。
他にお毎日行うと良いと言われている下記のようなセルフケアの代表例もよく目にしますが、
- 髪は濡れたままにしない
- カラー当日は髪を洗わない
- 洗い流さないトリートメントを使う
このような色持ち効果がぼやけて効果が分かりにくいセルフケアよりも、シャンプーを変える事は段違いにヘアカラーの色持ちを改善してくれる事請け合いです。
ヘアカラーを長持ちさせる為に最も効果的なセルフケアはシャンプーを変える事なので、是非試してみてくださいね。
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