それって本当なんですか?
お客様
ただし、正しい工程で行われていれば…の話ですが。
その場合は薄毛や白髪になってしまうんですか?
お客様
誤った工程だからと言って、絶対に白髪や薄毛になるわけではありませんが…
基本的に、正しい工程で縮毛矯正が行われていれば、それらのリスクは考えにくい物です。
…では、正しく無い工程ってどういうものなの…?
そんな疑問を持たれた方の為に
- 縮毛矯正で白髪や薄毛になり得る!間違った(正しくない)工程
今回はこちらについてお伝えしていきたいと思います。
目次
白髪や薄毛になる可能性がある縮毛矯正の工程
まず、縮毛矯正の基本的な工程は以下のようになります。
工程自体はとてもシンプルです。
…ですが、この工程のうち
- 工程1:一剤の塗布
- 工程4:高温アイロン処理
この二つの工程には注意が必要です
経験が浅い美容師さんや、アシスタントが担当した場合に
- 一剤塗布の際に頭皮につけてしまう
- 高音アイロンで髪を無理に引っ張る
こんな誤った方法をとってしまう事があるからなんです。
一剤が頭皮につくとどうなるか
先の工程でお伝えしたように、一剤には
- キューティクルを開くためのアルカリ剤
- たんぱく質の結合を解除する為の還元材
これらが配合されています。
この一剤は、髪のたんぱく質(アミノ酸)の結合を分解するための強い薬剤なので、誤って頭皮につけてしまうと、頭皮や毛根にとってもかなりのダメージになります。
ですので、誤って頭皮に付いてしまう回数が多ければ、毛根が刺激を受け確実にその働きは弱っていく事に…
こんな可能性は否定できません。
高温アイロンで髪を無理に引っ張るとどうなるのか
次に、高温アイロンについてですが、通常は無理にアイロンで髪を引っ張ったとしても、白髪や薄毛になる可能性は低いです。
ただし、それはきちんと頭皮がケアされて健康であった場合の話です。
万が一先程の一剤が頭皮につき、あらかじめ頭皮や毛根にダメージを受けていた場合、高温アイロンで引っ張ってしまうと、やはり毛根へのダメージはかなり大きなものになってしまいます。
この場合も、白髪や薄毛の要因を作ってしまっている可能性は否定できません。
アイロンで髪を引っ張ってしまうと、お客様の不快感は相当なものですからね(汗)
白髪になる原因は?
毛根の中にはメラノサイトという髪の色素を作る細胞があります。
このメラノサイトが
- 毛母細胞に色素情報を伝達しなくなる
- 色素をつくる働きが止まる
これらが白髪になる原因です。
何故メラノサイトが色素情報を伝達しなくなってしまうのか?についてははまだ解明されていませんが、今のところ…
- 老化
- ホルモンバランスの変化
- ストレス
- 紫外線
これらの説が有力だと言われています。
毛根の働きが弱まると白髪や薄毛になる可能性は高まると言えます!
発毛にも毛根の働きが大切です。
髪が発毛する仕組みは、まず毛根中の毛乳頭が血液を栄養にします。
そして、毛乳頭の周辺にある毛母細胞がその栄養を使って、細胞分裂を繰り返し髪を育て発毛します。
お客様
万が一、今回の内容があなたにも当てはまってしまったら!
今回は、縮毛矯正は白髪や薄毛の原因になるのか?という内容でお伝えしてきました。
基本的に、縮毛矯正の薬剤は頭皮につけずに使用するのが原則です。
ですが、まだ経験の浅い美容師さんや、アシスタントが担当する場合、誤って地肌に薬剤を付けてしまう事がないとも言いきれません。
こんな失敗談は、この業界に身を置く者ならよく耳にする話です!
お客様
もちろん付けないに越したことはないですけどね!
毎回施術のたびにヒリヒリと痛んだり、薬剤が付いてしまっていると感じた場合は、次回から担当者やサロンを変える事も検討した方が良いかもしれませんね。
それから、縮毛矯正や白髪染めのダメージにお悩みならこの記事も是非参考にして下さいね⬇