【美容室のヘアカラー】前日や当日は自宅でシャンプーするべき?オイルはつけていいの?

Spread the love

あなたは、美容室でヘアカラー施術をうける前日や当日ってこんな疑問はありませんか?

  1. カラー前にシャンプーはした方がいいのかな?
  2. ヘアオイルやアウトバストリートメントはつけていってもいいの?
  3. スタイリング剤はついていても大丈夫?

このような疑問というのは、著者の経営する美容室のお客様からもよく御質問く内容です。

そして先にこのような疑問に回答するならば、

  1. カラー前のシャンプーは前日のうちに済ませて頂く
  2. ヘアオイルやアウトバストリートメントは基本的にそのままつけてきて頂いて大丈夫(ジュレとクリームタイプは除外)
  3. スタイリング剤はつけて頂かない方が当日の施術がスムーズに進む

というものが一般的な回答になっていることが多いと思います。

これらの理由は、これからひとつずつを詳しく解説させて頂きますね。

スポンサーリンク

自宅でのシャンプーはヘアカラー前日に済ませるのが◎

カラー前のシャンプーは何故前日に済ませる方が良いのか?

まずは1つ目のこの疑問にお答えしますね。

皮膚バリアはヘアカラーの刺激を和らげる効果あり

人間の頭皮に分泌する皮脂は皮膚を守るバリアとしての機能があります。

この皮膚バリアはカラー剤の刺激からも頭皮を守ってくれる役割があります。

ですので、一度洗った後でも十分な皮脂の分泌が間に合うように前日の夜のシャンプーが望ましいと言えます。

皮脂の分泌には6~24時間?
皮脂は一度無くなると本来の状態に再分泌するまでに6時間~24時間かかります。

美容室に向かう前日の夜にシャンプーして頂ければ十分な皮脂量が分泌されます

  1. 薬剤が染みたり、
  2. カラー後に頭皮が乾燥しやすくなる

だから、こういったリスクを軽減できますよ

ご来店前のシャンプーに関してはこんなご意見も頂く事があります

  • 寝癖がついていてだらしないと思われたくない
  • なんとなく汚れているかも知れない髪を美容師さんに見られるのが恥ずかしい

美容室に行く際にこんな風に思われているお客様って結構いらっしゃるようです。

こういったご意見は、著者もお客様からもこれまで幾度となく頂いた事があります。

そして、その都度こうお答えするようにしています。

神谷

2、3日髪を洗わずにそのままいらっしゃるお客様もいらっしゃるので全然大丈夫ですし、そういった方でも髪汚れはまったく気になりませんよ

といっても、これは年配の方に多い事例とごなりますが(笑)

若いお客様でも昨日は髪を洗わないでそのまま来ちゃいました。

なんて方も全然ザラです。

むしろ洗ってこられる方よりも、洗って来ていない方の方が多いと感じます。

とはいえ、どうしても私は事前に髪を洗わないと気になるという方は、前日の夜のうちにシャンプーを済ませることをオススメします。

ヘアオイルやアウトバストリートメント類をつけたままで大丈夫?

 

ヘアオイルやアウトバストリートメントは現在様々なタイプが販売されていますが、基本的にはカラーの発色を妨げる要因にはなりません。

しかし、一部のジュレタイプやクリームタイプの油分が強いものはカラー剤の発色を妨げる事があります。

とはいえ、ジュレやクリームタイプのトリートメントも一度美容室でシャンプーしてしまえば簡単に洗い流す事が可能です。

また、2~3日髪を洗っていない状態にジュレやクリームタイプのヘアトリートメントを重ねてつけたわけでないのなら、ほぼカラーリングには問題ありませんのでご安心下さいね。

神谷

実際の現場でも、ヘアカラーの発色を邪魔した!

って感じた事は一度もありません

但し、髪にそういったトリートメントがついていない状態であれば、オイルやトリートメントをつけた、つけないを考慮しなくてよいので、シャンプーせずにそのままカラーリングという流れに入ることができます。

ですから時間を少しでも短縮したいという方はそういった部分も知っておいて頂くといいかも知れません。

スポンサーリンク

スタイリング剤はつけていっても大丈夫?

  • ワックス
  • ヘアクリーム
  • ヘアスプレー

に代表されるようなスタイリング剤は、油分の他にコーティング剤で構成されているものが多い為にカラー剤が髪に入っていく妨げとなるものが多くなります。

しかし、そうは言っても一度洗ってしまえば特に問題はありません。

ヘアオイル等の場合と同様とはなりますが、お急ぎの場合のみスタイリング剤を付けずにご来店頂ければ、洗わずにそのままカラーリングを施術できるので少し早く仕上がり時間を迎えられます。

セルフヘアカラーでも基本的な考え方は同じ

これまでに美容室に行く前日や当日の髪のお手入れについて解説してきましたが、ここまでに解説させて頂いた内容は美容室でのヘアカラーだけに限ったことでは無く、自宅でのセルフカラーにも同様の事が言えます。

しかし、自宅でセルフカラーをする際には前日や当日のシャンプーの際に気をつけて頂きたい事がありますので、ここではその注意点についてご紹介します。

セルヘアカラー前のシャンプーで気をつけたい事

 

神谷

前述もしましたが、コーティングの強いスタイリング剤がついている場合はカラー前にシャンプーが必要とお伝えしました!

しかしセルフヘアカラー前のシャンプーは前日であれ、当日であれあなた自身が行う事になります。

ですから、プロがシャンプーを行う際に気をつけている事を自身で行って頂く必要があります。

神谷

知っていれば難しい事ではないのでご安心下さいね

その注意点と理由は以下のようになります。

セルフヘアカラー前のシャンプーへの注意点
  1. シャンプーの温度はぬるめがベスト(できれば体温くらい)
  2. 頭皮を傷つけないよう撫でる程度で優しく洗う(泡だっていれば十分)
  3. シャンプーのすすぎはしっかり行う(シャンプーの界面活性剤が発色の邪魔になる)
  4. シャンプー後のトリートメントはつけない(成分によっては発色の妨げになる)

※( )内は注意するべき理由となります。

今回の回答についてのまとめ

では最後に今回の内容をまとめていきますね。

まずひとつ目にお伝えしたのは、

神谷

皮脂バリアの事を考慮すると、カラー前のシャンプーは前日までに済ませて頂くのが一番頭皮の為に良い

ということでした

ですから、当日の朝シャンはできるだけ控えて頂くのが無難ですね。

それから、

神谷

ヘアトリートメントやスタイリング剤はカラーの邪魔になる商品、ならない商品もありましたよね♪

でもお客様側でわざわざ気にして頂かずとも、美容室で一度洗ってしまえば特にヘアカラーの発色に支障はでませんのでご安心下さいね。

今回は以外に多くお客様から頂く素朴な疑問をまとめた記事でしたが、参考にして頂けましたでしょうか?

ヘアカラーには時間がかからない方が良い!という方へ

お急ぎの場合に関して言うならば、何も髪につけていない状態からカラーリングを初めたほうが早いのは間違いありません。

事前に担当の美容師さんには一言、急いで欲しいという旨を是非伝えてあげてくださいね。

美容師さんには当日の段取りがありますので、急に急ぎと伝えても対応できない場合もあり得る事はご承知下さいませ。

【知っておきたい!ヘアカラーの素朴な疑問への関連記事】

【白髪染め】セルフカラーでグレージュに!オススメの薬剤や使い方は? 濡れた髪へのヘアカラーは【色持ちが悪くなる】あなたは大丈夫? 【セルフヘアカラーが染みる】頭皮保護は絶対に行うべき!白髪染めの際は特に注意しよう【セルフヘアカラーが染みる】頭皮保護は絶対に行うべき!白髪染めの際は特に注意しよう
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です