【美容師専門知識】ヘアカラーは薄毛の原因に!正しい知識で健康な髪を育もう

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ヘアカラーって頭皮に良くないって聞くけど、髪が薄くなる原因にもなるの?

お客様

神谷

カラー剤の種類や染め方によっては間違いなく薄毛の原因になると思います

一言でヘアカラーといっても、ブリーチやヘアマニキュア、はたまたカラーリンスとそのラインナップは多岐に渡ります。

そこで今回は、そういったカラー剤の種類の中から

  • 薄毛の原因になり得るカラー剤の種類について

をお伝えしたいと思います。

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薄毛の原因になる!と考えられるヘアカラー剤の種類を紹介

 

 

ヘアカラーの専門的な分類というのは

  • ファッションカラー、白髪染め(永久染毛剤)
  • ヘアブリーチ、ライトナー(脱色・脱染剤)
  • ヘアマニキュア、カラーリンス(半永久染毛料)
  • カラースプレー、ヘアマスカラ(一時染毛料)

に分類されます。

そしてこの分類のうち、将来薄毛にならないように特に気をつけた方が良い!

と思われるカラー剤の種類は以下ものです。

  • ファッションカラーや白髪染めに分類される永久染毛剤
  • ヘアブリーチ等の脱色・脱染剤

神谷

この後、噛み砕いてもっと簡単にお伝えしますので、永久染毛剤や脱色・脱染剤という分類は覚えなくても大丈夫ですよ(笑)

特に気をつけるべきその理由とは?

一般的にファッションカラーや白髪染め、ヘアブリーチというのは、

  • 頭皮に薬剤をつけて施術する事がある

または

  • 頭皮に薬剤がついてしまう可能性が高い

という特徴があります。

加えてこういった薬剤自体は少なからず髪をブリーチ(脱色)する力を持っています。

ブリーチ効果(脱色)とは?

ざっくりと説明すると、薬剤を混ぜると発生する「活発な酸素」で髪の色素を壊す事なのですが、こういったブリーチ効果自体は頭皮に良い効果を持つのか?

と言うと、良い訳があリません。

未来の髪を守る為には頭皮は健康な状態が一番です。

ですから、施術時に薬剤が頭皮につく可能性があり、永久染毛剤や脱色剤に分類されるこういったカラー剤というのは現在や未来の薄毛を気にされる方は特に注意した方が無難です。

MEMO
活発な酸素を発生させる仕組みは消毒薬のオキシドールに似ています。

オキシドールは傷口の体組織に反応して活発な酸素を発生させ事で消毒を行います。

ですが最近では消毒薬は殺菌に加えて、通常の組織まで壊すので怪我の治りを遅くすると言われています。

神谷

消毒薬に近い効果をもつヘアカラー剤は、頭皮を攻撃して薄毛を促進する可能性があるので注意が必要と言えると思います。
知っておいて欲しいポイント!
※酸素の効果が強く現れるブリーチ剤などは、頭皮にベタ付けして使用すると火傷のような症状を引き起こす事さえある強力な薬剤です、ただし、ヘアカラーの持つ酸素の力はブリーチほど強力ではありません

 

ヘアカラーやブリーチを繰り返すならリスクヘッジ(危険回避)をしておこう!

これまでにヘアカラーやブリーチを悪者みたいにお伝えしてきてしまいましたが、頭皮への薬剤刺激を簡単に回避する方法もありますのでこれから紹介していきますね。

頭皮への薬剤刺激を回避する方法1

少なからず頭皮をブリーチ作用で攻撃してしまうヘアカラーや、ブリーチ剤も頭皮につけずに施術すれば簡単にリスクを無くす事ができます。

神谷

テクニック的には「0テク」とか、「マタニティカラー」なんて呼ばれたりします

頭皮に薬剤がつくのは嫌だなぁ~と感じて頂いた方は、担当の美容師さんに相談してこういったテクニックを使って貰う事をオススメします。

プロのテクニックとしてはそんなに難しい部類ではありませんので、

あれ?いつも頭皮に薬剤をつけられてヘアカラーしてるかも!

お客様

なんて方は気軽に美容師さんに相談してみましょう。

担当の美容師さんは貴方が頭皮にカラー剤をつけられるのは嫌だ!と感じている事に気づいていないだけかもしれませんよ。

白髪染めには対応できない?
頭皮に薬剤をつける必要がある白髪染めには、残念ながらこの方法は使えませんが、以下で他の方法も紹介していきます

頭皮への薬剤刺激を回避する方法2

ヘアカラー用の保護クリームやオイルを使用すれば頭皮を刺激から守ってくれます。

この場合、オイルよりもクリームタイプの方が保護効果が高くなります。

神谷

白髪染めのように頭皮に薬剤がついてしまう施術の際に有効な頭皮の保護方法となります

頭皮への薬剤刺激を回避する方法3

最近の薬剤メーカーさんは非常に研究熱心なので、薬剤自体に保護成分(パラフィン)や抗炎症成分(ハーブ成分)が含有された商品も発売されています。

こういった商品は非常に優秀で、当サロンでもこういったカラー剤を使用しています。

神谷

おかげで、一昔前よりも圧倒的に薬剤が染みるとお客さまに言われる事がなくなりましたよ
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マニキュアやカラーリンスは安心なの?

一時染毛料や、半永久染毛料にあたる

  • マニキュア
  • カラーリンス
  • ヘアスプレー
  • ヘアマスカラ

こういった種類の商品は基本的にブリーチする作用を持っていませんし、薬事法的には化粧品の分類にあたります。(ヘアカラーやブリーチは医薬部外品)

ですから、頭皮に刺激を与える可能性というのはとても低くなっていますし、基本的には頭皮にはつけないで使用するものなので薄毛へのリスクは非常に低いと考えられます。

しかし、この分類の薬剤はブリーチ作用が無かったり、染料の発色んも

  • 髪を明るくできない
  • 表現できる色味が少ない
  • 色持ちが悪い(または一時的)

といったデメリットもあります。

神谷

同じヘアカラーの中でも、ブリーチやおしゃれ染め、白髪染めの方が表現できる色味の幅が広く、色持ちが良いんです

正しい知識で上手にヘアカラーと付き合いましょう

今回は薄毛の原因になるヘアカラーの種類について、そしてそういった薬剤を使用する際の対策をお伝えしてきましたがいかがでしたか?

著者の僕自身も、ある美容室でヘアカラーをしてもらった際に頭皮にベタ付けでヘアカラーをされて今回はなんか染みるなぁ!

と思っていたら後日かさぶたになっていた。

なんて過去があったりします。

この時は、頭皮に薬剤がついたままスチームで温められたというのも良くなかったのですが、この経験からも間違った知識や工程で行うヘアカラーは確実に頭皮に良くないんだな!

と実感した一件でした。

健康は髪は健康な頭皮から生まれる!

これは今や当たり前に言われている事ですが、対策を講じないとどう転んでも頭皮に刺激を与えてしまう以下のようなヘアカラー

  • おしゃれ染め
  • 白髪染め
  • ブリーチ

未来の髪を薄毛から守るために、消費者のお客さま自身も正しい知識を持って上手に付きあって欲しいと思います。

あなたの将来の髪の為に今回の内容が役立てれば幸いです。

 

 

 

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