開業から数年が経過して忙しい毎日をおくっている小規模美容室の経営者。
でもその割にはいまいち業績は伸び無いんだよな~、そんな風に悩んでいませんか??
毎月の売上は自分が一番だし、毎年色々とキャンペーンなんかもして頑張ってるのにな~、現に今も来週からの商品販売キャンペーンのネタを一生懸命考えてるのにどこが悪いのかな??
- 眼の前の仕事が忙しく毎日時間に追われる程働いているが一向に業績が伸びない
- もっと業績を伸ばしたいが何から取り組めばよいのか分からない
もしあなたにこんな悩みがあるのなら、今回の記事に目を通してみて下さい。
これからの自分が経営者としてどういう行動をしていけば業績を毎年アップしていく事ができのかが理解できるようになる筈です。
著者自信もスタッフを3人抱えながら、あなたと同じように悩みに苦しんだ時期がありましたが、数年前からこれから解説させて頂く方法を取り入れてからというもの3年間の平均で前年比120%アップを毎年実現できていますし。
なにより、この方法を身につける為に約30万円の経営目標設計セミナーに丸4日間参加し学んだ内容を、自分がより実践しやすいようにカスタマイズしてあるので自信をもってオススメできる内容となっています。
是非これから業績アップを本気で考えているあなたには集中できる環境で読んで頂ければと思います。
目次
経営者として最も取り組まなければいけない仕事とは??
では、経営者として最も取り組まなければいけない仕事とは何なのか??についても解説したいと思います。
此処から先の内容は、前述したような状況に身をおいていると感じて頂いた方にしか役にたたない情報となりますのでご理解下さい。ここまで読みすすめて頂いたのに自分の状況は全然違う!
という方はこの先は読んで頂いても全く無駄な時間になってしまいますので読む事を中断されることをおすすめします。
では、ここでの内容に共感頂いた小規模美容室の経営者であるあなたにとって、経営者として最も取り組まなければいけない仕事を導き出すために、今すぐにでも行って頂きたい事をお伝えします。
その答えは間違いなくまず今すぐに時間を丸一日ブロックして今後1年間の目標をたてるという事です。
現場の仕事に追われてしまい目標が明確になっていないという事は、今あなたのサロンやスタッフがが置かれている状況は目指す宝石がなんなのか知らされないままで宝探しをしているトレジャーハンターと同じです。
そんな状況で業績があがる事はありえないことはあなたも理解できると思いますし、万が一上がったとしてもそれはたまたまで終わってしまいます。
何より、経営者の本当に最も取り組まなければいけない仕事というのは明確なあなたの目標が定まらなければ決めることができませんし、先にお伝えしている今後1年間の目標をたてるというのは実はその為に必要なことだから強くお伝えしているのに他なりません。
今後の目標が立てば、後は逆算的思考で今経営者として取り組む仕事が見えてきますよね、
仮にあなたの年間の目標が売上の30万円のUPと仮定して逆算してみましょう。
目標30万円アップに必要なのは何なのかと考える場合、
- HPの作成
- 求人
- ポスティング
という考えが浮かんだとかていします
このように目標に対して必要な事を逆算して考える事を逆算思考といいます。
その中で必要な事を抽出して、順に取り組むそれこそが正に経営者として最も取り組まなければいけない仕事というわけです。
経営者と美容師という2つの顔を明確に区別する事が始まり
現在30万機あるといわれている日本全国の信号機、その信号機の数よりも多いとされる美容室同士の競争は正に潰しあいといっても過言ではありません。
そんな現状で、スタッフを数人抱えながらも競争が激しくなっている美容業界であなたのサロンが生き残れているという事は、あなたは優秀な能力をもち、なおかつ頑張り屋さんなのでしょう。
そして、優秀で頑張り屋さんなのに業績が伸びないという事は「経営者」と「美容師」としての2つの顔を明確に区別しなくても努力という形ででここまでやってこれているのだと思います。
これはどういう事かというと「経営者」と「美容師」の仕事は全く別のモノであって、明確にこの2つの区別と行動ができていれば業績が上がらないという事はほぼあり得ないからです。
そいて、ここ数年間のサロンの業績が経営者であるあなたの頑張りに呼応していないのであれば、この「経営者」と「美容師」としての2つの顔を正しく区別できていない可能性が高い事には危機感を覚えるべきと言えます。
業績をアップの為には2つの顔が持つ仕事が別物と正しく理解する
「経営者」と「美容師」としての顔を正しく理解するというのはどういう事なのか??
それはとても簡単な事でこの2つの顔の持つ仕事内容を正しく理解するという事なんです。
これはどういう事かというと、例えば「サロワークは美容師としての仕事」で、サロンの年間目標を作成するのは「経営者としての仕事」であってまったく別物の仕事というのは大抵の経営者が分かっている事だと思います。
では今度は「サロンワーク」と「年間目標の作成」はどちらが優先事項なのか??
と問われた時にはどうでしょうか??
経営者の仕事は業績をあげて利益を残すという事が大前提で有るにもかかわらず、美容師として目の前の売上を立てなければお店が成り立たない現実が有るばかりに、業績を上げる為に重要なファクターである「年間目標の作成」を先送りにしてしまっていませんか??
もしそうならば正にそれが業績が上がらない原因に他なりません。
これはほんの一例でしかなく、
- 「美容師としての残業」と「経営者としての年間計画の中のキャンペーン内容の作成」
- 「美容師としての知識習得」と「経営者としての知識習得」
と数分間考えただけでも、経営者としての仕事が後回しになり業績が上がらないという原因を見つけることができます。
要は、小規模美容室の経営者は「経営者としての仕事内容」と「美容師としての仕事内容」を明確に仕分けし、その中で経営者として最も取り組まなければいけない仕事に注力するという事を重要視する事が業績アップの為に重要という事です。
「経営者」と「美容師」という2つの仕事を1人の経営者が兼任するしかない個人経営の美容室では、美容師としての目の前のサロンワークに追われてしまい重要な事は先送り、という一大事が日常茶飯事に横行しています。
今、業績アップの為に最も取り組まなければいけない仕事の実践の仕方
あなたの目標は年間30万円の売上げアップと仮定しましょう、そして、ポスティングが効果が大きそうと判断した場合、
おおよそ以下のような行動がでてきませんか??
- チラシの内容を考える
- チラシの印刷先を手配する
- ポスティング業者の検討
- 配布エリア、配布部数を考える
- ポスティング業者に見積もり依頼
ここまで計画してしまえば後は順に実践していくだけです。
今までのあなたは年間の目標も曖昧で業績アップに直結する「優先しなければいけない仕事」に取り組めていない訳ですから、いわば0からのスタートです。
既にレベル90のゲームキャラクターをレベル100にする事よりも、レベル1をレベル10に上げる事の方が簡単な事は容易に想像できると思いますので、きちんと取り組めば間違いなく簡単に業績がアップすると思いませんか??
取り組みに優先順位をつける事が業績をアップする秘訣
いかがだったでしょう?
経営者にとっての重要な仕事と、そうでない仕事の違いは理解して頂けましたか?
現実問題として、あなたが経営者でありサロンの責任者である以上は選択する行動一つでサロンの業績は上がりもすれば下がりもする訳ですから、是非この記事を活かして実践し「業績アップの為の仕事術の基本」を身に着けて下さい。
私自身も基本的にはこの方法で3年連続業績アップを続け、法人成り、週休2日、2店舗の運営を達成していますので効果はお墨付きです。
尚、今回の記事は冒頭でもお伝えしたように、4日間のセミナーで学んだ内容のごく一部を自分なりに落とし込み、美容室経営者にも理解しやすいように落とし込んだ内容となっていますが、知識は使わなければもっていないのと同じです。
業績アップを叶えたい、でも何から手を付けるべきか分からない。
もしあなたがそんな状態なら、この仕事術の基本を活かし今すぐに実践を開始して下さいね。