これから美容室に予約をしてロングヘアーにパーマをかけようと思っているけれど、HPやWEB予約ページに並んでいるのは専門用語だらけ、、、
- デジタルパーマ
- エアウェーブ
- クリープパーマ
- etc…
加えて、低温だとかホイップだとかはたまたツヤツヤに!のようなキャッチフレーズばかり。
お客様
こんな風に悩みがちなパーマメニューを今回は徹底解剖してお伝えします。
目次
ロングに対応しているパーマの種類が沢山ありすぎる!どのパーマをオーダーしていいのか迷ってしまう人へ
パーマの種類って本当に沢山あって、ひとつひとつの違いがわかりにくいですよね。
なので、ここではまずロングスタイルにパーマをかける際に、一般的に美容室で行われている4種類とその特徴をお伝えしますね。
パーマの持ち具合 | ダメージ度 | デザイン対応度 | |
コールドパーマ | 約1.5~2ヶ月程度 | 低 | ◎(どんなスタイルもOK) |
クリープパーマ | 約2~3ヶ月程度 | 中 | ◎(どんなスタイルもOK) |
エアウェーブ | 約3~6ヶ月程度 | 中 | ◯(短い部分にはNG) |
デジタルパーマ | 約4ヶ月~1年程度 | 高 | △(短い部分・根本からはNG) |
パーマの種類や持ちを覚えるなら、コールドパーマと呼ばれるパーマを基準にして覚えてもらえるいいと思います。
何故なら、コールドパーマの仕組みが一番シンプルでだから。
そして、そこからどんどん進化してその他のパーマ技術に繋がっている背景があるからなんです。
その進化した結果はパーマの持ち具合を比較してもらうと一目瞭然ですよね。
著者
コールドパーマってどんなかけ方のパーマ?他のパーマのかけ方も教えて~
名称だけ分かっても、パーマ自体のイメージが掴めない人も多いですよね。
では各パーマの詳細を以下で画像を交えて解説しますね。
コールドパーマってこんなかけ方
コールドパーマはその名の通り、冷たい常温の薬をつける為にそう呼ばれるパーマです。
オーソドックスなロッドを髪に巻き付けて、髪に薬液をつけるという一番スタンダードなパーマがこのコールドパーマにあたります。
クリープパーマってこんなかけ方
クリープパーマはスタンダードなコールドパーマに中間で蒸すという工程を加えたパーマです。
お店によってはスチームを当てる場合もありますし、蒸しタオルでロッドを覆って加温機で温める場合もあります。
蒸すことで薬の作用が優しく高まりかかりが良くなります。
エアウェーブってこんなかけ方
エアウェーブは中央に穴があいたロッドを使用することが特徴で、
工程の途中でこのロッドに空気を吸引するチューブを装着してエアウェーブという機械に頭をいれます。
だからエアウェーブという名前がついているんですね。
空気で温めて、空気で乾燥させる。
この工程によって薬剤の効果が高まって、ウェーブやカール、そしてふわっとした質感が長持ちするようになります。
デジタルパーマってこんなかけ方
デジタルパーマは高熱になる特殊な形状の端子をもったロッドを使用するパーマです。
このような端子を、デジタルパーマの機械からのびた配線に繋ぎます。
この端子を
こんな風に繋ぐと、ロッドが高温に温まり薬剤の効果がMAXまで高まります。
ロングスタイルに向いているパーマはどれなの?細かく補足します
上記の表からパーマごとの特徴はわかりますが、ロングスタイルに向いているパーマはどれなのか?
という事は分かるにくいですよね。
なので、以下で補足していきますね。
持ちよりもダメージ回避を重視派の人には
コールドパーマ、クリープパーマ、エアウェーブはダメージを回避したい方にオススメのパーマです。
ロングヘアであればどのパーマであっても、どんなスタイルにも対応できる万能選手。
その中でも、空気を含んだようにふんわりした仕上がりにしたい!
というならば間違いなくエアウェーブがオススメ。
その理由は、ふんわりしにくい髪質の人も自毛をクシャっとさせると、フワフワっとしやすく変化するからなんです。
著者
どのパーマもダメージ具合いは然程高くないので、
その中でまず自分はどのくらいの持ちを求めるか?
そして、フワフワっとした仕上がりにしたいのか?
を基準にしてもらうと判断しやすいですよ。
ダメージよりも持ちを重視する派の人には
持ち重視で、一度かけたら半年以上は持たせたい。
そんな人には間違いなくデジタルパーマがオススメです。
でも、デジタルパーマはその特性上、髪の中間や毛先からのパーマしかかけられないのでデザインは美容師さんと相談しましょうね。
著者
表でも紹介した通り、デジタルパーマはロッドが熱くなるので根本からのパーマはかけられません。
持ち重視で根本からもふんわりとパーマかけたいならエアウェーブを選ぶといいですよ。
どっちもバランスを取りたい派の人には
傷むのは嫌だ、でもある程度持たせたい!
そんなあなたのわがままな願いを叶えるなら、スタンダードなコールドパーマがオススメです。
コールドパーマはどんなヘアスタイルにも対応できる万能パーマですが、その反面で根本付近からのパーマは、クリープパーマやエアウェーブと比較すると少し頼りなくかかる傾向があります。
バランスを取りたいけれど、根本からしっかりかけたいという方はクリープパーマかエアウェーブを選ぶと根本からしっかりとパーマをかけられますよ。
著者
コールドパーマはダメージが少ない反面で、根本のまだ健康な髪にはかかりが甘くなる傾向がありますよ。
根本にもしっかりかけたいならクリープパーマ、エアウェーブのどちらかを選びましょうね。
パーマによっては再現できないパーマスタイルがあります。
ここまででパーマに詳しくなったあなたは、あとはこのパーマはロングヘアに対してこのデザインが苦手とういう事が理解できれば、美容室の予約時の迷いはなくなる筈です。
この事は前の項でも軽く触れていますが、もう少しあなたに理解して頂きやすいように画像も交えながらもう一度解説していきますね。
まとめまでもうなので、もう少し頑張って覚えてしまってくださいね(笑)
コールドパーマで再現できないパーマスタイル
コールドパーマはノーマルでオーソドックス昔ながらのパーマで、薬剤の浸透効果も昔ながらのスタンダードなまま。
だから、その分ロングヘアの根本の丈夫な髪にはかかりが甘くなります。
そして、、こんなスタイルはちょっと苦手な面があります。
いわゆるゆるふわなパーマスタイル。
これをコールドパーマでかけようとすると根本だけかからなかったりします。
著者
エアウェーブで再現できないパーマスタイル
エアウェーブは基本的には万能選手なんですが、バストライン以上の髪の長さが有る方の毛先ワンカールなどのスタイルは機械の特性の問題で再現できません。
髪の巻き込みが少なくてロッドが機械に引っかかってしまうんです。
著者
デジタルパーマで再現できないパーマスタイル
デジタルパーマはコールドパーマとは違って、ロッドが頭皮に触れるとやけどしてしまうという理由で根本にパーマはかけられません。
弾力のあるウェーブが特に得意で、ゆるく長持ちにかけるという事もできますが、どちらの場合も根本にパーマはかからないのでオーダーの際は注意が必要です。
著者
知識があれば安心して予約できますよね
ここまでにパーマの種類や特徴をお伝えして来ましたがいかがだったでしょうか?
馴染みのお店なら予約する際にどのパーマにしようかな?
という相談を美容師さんに持ちかければいいだけの事かも知れません。
でも、今ってお客様がHPやBLOGから自分で調べてパーマをオーダーできる時代になってきていますし、初めてのお店にパーマの予約をする際は自分でどのパーマにするかを判断しなければいけませんよね?
そんな時に、自分の希望に合うパーマはこれなんじゃないかな?
なんて判断がつきやすいよすきなればいいな、と考えて記事をまとめてみました。
今回の記事が、美容室へパーマの予約をする際のあなたの手助けになったら嬉しいです。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。