今回は髪質改善とヘアケアのコンセプトで10年運営しているサロンオーナの著者から、どうしてあなたの髪に美容室のトリートメン効果は長持ちしないのか??
という事についてこれからお伝えさせて頂きます。
- 美容室のトリートメントをしているのにいまいち持ちが良くない。
- もっと持ちの良いトリートメントってないのかな??
- サラサラなのは良いとこ1週間、これじゃあお金が勿体ない
※今回の記事はこんなお悩みお待ちの方にぜひ読んで頂きたい内容となっています。
目次
美容室のトリートメンを長持ちさせる為の解決方法は〇〇の一択
まず、最初に美容室のトリートメントが長持ちしないという悩みの解決方法を先にお伝えします。
ひょっとしたらこれからお伝えする方法にあなたは何故??と感じるような解決策かも知れませんが、その理由は後ほど補足させて頂きますのでご安心ください。
それでは早速これから解決策をお伝えしていきたいと思います。
美容室のトリートメントを長持ちさせるたった1つの方法とは実はこんな簡単な事です
それは…
実は自分の髪質に合わないデザインを諦めるという事なんです。
自分の髪質に合わないデザインを諦めるということは髪に無理をさせないという事に繋がります。
こういった事が何故必要なのか??
というと、美容室のトリートメントを長持ちさせる大前提は髪の素材そのものを良い状態にしてから行うという事が必要だからです。
美容室のトリートメントは髪の内部に擬似的なタンパク質を補給し、そのタンパク質が流れでないようにキューティクルをシリコンで補強している仕組みが一般的です。
素材の悪くなった髪の内部はスカスカになり本来擬似タンパク質が吸着するべき土台が少なくなります。
また、キューティクルも剥がれ落ちた状態ですので、シリコンで補強する事ができずトリートメントの持ちが悪くなってしまいます。
髪の素材に応じてトリートメントの効果には違いがあります!
素材の状態が悪い髪=傷んだ髪の手触りを一時的に向上させる事ができますが効果は持続しない
素材の状態が良い髪=良いコンディションを更に向上させつつ長持ちする
素材そのものを良くするためにはどうしたら良い?
髪の素材そのものを良くする為には髪の素材を悪くしてしまう事をしなければ良い訳ですから、まず素材を壊してしまう原因を把握しておきましょう。
髪の素材を壊してしまいトリートメントが長持ちしない大きな原因は大半が以下のようなものになります。
- 毛先のカラーリングの色味を維持したくて頻繁に毛先までカラーを繰り返している
- パーマを頻繁にかけなければ維持できないデザインを繰り返している
- くせ毛を抑えたくて縮毛矯正を毛先まで繰り返しかけている
- 外国人のような髪色にしたいからとブリーチを繰り返している
どうでしょう??
トリートメントの効果を長持ちさせたいと思っているあなたの髪に上記の原因が何か当てはまっていませんか?
もし当てはまっているなら、あなたの知らないうちに髪は甚大なダメージを繰り返してしまっています。
こんな場合には、著者の経験から考えてもトリートメントのもちはいいところ1周間といったところでしょう。
そうならないた為にも、素材を良い状態で保つ為にはどうしたら良いと思いますか??
もうあなたもきっと気づいていますよね??
そうです!トリートメントの効果を持続させる為には、髪がダメージする上記の事を避ければ良いのです。
そうは言っても、この提案はカラーやパーマなどのメニューを一切するなという事ではなく、あくまで髪の素材に合わないデザインはダメージを蓄積させるので行わないほうが賢明という事をお伝えしています。
じゃあ素材に合わないデザインってどういう事かというと、
- 非常に明るくなりやすい髪質であるにもかかわらず外国人のようなカラーをオーダーしている。
- パーマの持ちが悪い髪質なのに、ゆるめのパーマが好みで頻繁にオーダーしている。
これらは全て髪の素材に合わないデザインだからこそ頻繁にカラーやパーマといった素材を壊すメニューをしなければいけなくなっています。そしてトリートメントの効果が長持ちしない原因になってしまっているのです。
もうお気づきでしょうか?
そうなんです、トリートメントの効果を長持ちさせる為には髪の素材を壊すメニューを繰り返さなくて良いデザインをチョイスするという事が一番の解決策になるんです。
例えば、毎回毛先までカラーリングしなければ明るさが気になってしまうような場合は、あなたの髪の素材にデザインとして提案された色味がマッチしていないという事になります。
あなたがもし明るくなりやすい髪質なら、色落ちをして先数ヶ月間は色落ちを楽しみながら過ごせるようなカラーデザインを提案してもらえば毎回毛先までカラーリングをしなくて良くなります、
要は、ここでいう髪の素材に合わたデザインとは、髪の素材に合わせた長持ちするデザインという事の同義です。
ダメージの原因は美容師が作っている
ここまで読んで頂いたあなたには、髪の素材を壊す原因とは美容師が行う技術に関係している事が分かってもらえると思います、
そうなんですよね、あなたに髪をキレイな状態で保ちたいと相談されながらも実は髪が傷む1番の原因はなんと美容師が作ってしまっている悲しい現実。
もちろん、美容師側も悪意を持ってそういった事をしているわけではありません。
あなたに毎回喜んで欲しいから、あなたのオーダーに、または相談して似合うと思ったデザイン作りに一生懸命取り組んだ結果としてそうなってしまっている事実があります。
トリートメントを長持ちさせたいあなたにとってコレは悲劇としか言いようがありませんよね??
美容師さんは一生懸命あなたの為にトリートメントの持ちが悪くなる工程を踏んでしまっている訳ですから。
トリートメントの効果を長持ちさせたいならこの方法を実践してみよう
一般的なサロンの美容師さんはあなたに喜んでいただけるデザインを優先する傾向にあります、それは悲しいかな…、ダメージを蓄積させてしまうデザインだとしてもです。
そんな時の美容師さんの考え方のイメージはこんな感じです。
- 前回ブリーチして入れた外人風アッシュを気にいってもらえたから、今回も明るくなってきた毛先に同じカラーを提案しよう
- 3ヶ月前にかけたパーマがおちてきていて、再オーダーされたからかけてあげよう
- 前回は縮毛矯正だったけど飽きたからパーマをかけたいとオーダーされたから傷みを最小限に頑張ろう。
どの考え方もお客様に喜んで頂きたいという気持ちからの行動ですので、これで今回のあなたのお悩みであるトリートメントの効果がながもちするのならそれが一番だと感じます。
しかし、美容師さんがあなたのオーダーに一生懸命になればなるほど。
そして、新鮮なデザインで喜んで貰おうと頑張る程に髪の素材が壊れるメニューが繰り返されてしまいます。
これが悲しい現実なんです。
そんな負のスパイラルを断ち切る為に効果的なのは「これからはトリートメントの持ちを良くしたいから、パーマ(カラー・縮毛矯正)を頻繁に繰り返さずに済むザインをお願いします。」と言葉で伝える事。
こうすれば、美容師さんのあなたの髪へのスタンスがデザイン優先から、ケア優先に切り替わり、髪の素材に合わない提案が無くなりますから高い確率でトリートメントの効果を長持ちさせる事ができますよ。
最後に
美容室のトリートメントを長持ちさせる方法はご理解頂けましたか??
そして、成る程と思って頂けたでしょうか??
実際にトリートメントを長持ちさせる理由を教えます!!
なんていうと大体の方がこれまで提案されてきた答えは以下のようなものが多い印象です。
- シャンプー&トリートメントを髪にあったものに変える
- アウトバストリートメントを使用する
- 艶出しスプレーを使用する
- サロントリートメントのホームケアを使用する
こんな風に使用する商品を変える、加えるというのはあなたと同じ悩みを持った方には実践しやすく、多少の効果がも込める方法である事は確かです。
しかし、こういうい方法はよくよく考えてみると、それぞれの商品の保湿効果や柔軟効果が髪に上乗せされただけであって、美容室のトリートメントが長持ちする効果には関係していない事に気づく筈です。
それに、こんな簡単な方法であればあなたは既にご存知であったり、試されてきた可能性も高いのではないでしょうか??
そして、試されてきた方法で効果が実感できなかったからこそ、この記事を最後まで読んで頂いたのだと思います。
最後に大切なことなのでもう一度だけ繰り返しおつたえします。
トリートメントの効果を長持ちさせる秘訣は髪そのものの素材を良くする事、そして、髪の素材に合わないデザインをしない事です。
今回紹介した方法は、美容師さんと二人三脚になる部分も多分にありますが、是非美容師さんと相談しながらトリートメントが長持ちするサラサラツヤツヤで美しい髪を実現して下さいね。